週刊代々木忠
いまこの瞬間の代々木忠の想いが綴られる
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第143回 「女性のための愛と性の相談室」
今月内に新サイトを立ち上げようと思っており、今その準備に追われている。サイト名は「女性のための愛と性の相談室」。9月にアテナのHP上で女性たちの相談を募集したところ、早々に応募のメールを複数いただき、この2カ月間でお会いした。
なぜこのサイトを開設しようと思ったのかというと、僕はこれまで学生や主婦やOLなど、いろいろな女性に会ってきたが、彼女たちにはビデオに出ようという意思があった。今はAVに出演するため、プロダクションに自ら応募する女性が増えたと聞くが、それでも全体から見れば少数派には違いない。
では、多数派に属する、つまりアダルトビデオに出ることなど考えてもいない女性たちは、恋愛に、あるいは性に、どんな悩みや問題を抱えているのだろう? そこを僕自身のぞいてみたいという思いが土台にあった。日本人の性を改善しようとすれば、まずは女性からというのもあるけれど……。
それはともかく、今回、女性たちに話をうかがった範囲で言えば、ビデオに出ようという女性の悩みや問題と大差はないんだなぁと思った。たとえば、セックスで挿入され、激しく動かされると痛くてたまらず、早く終わらないか我慢しているという女性からの相談があった。「性器や乳首等にふれずしてイク方法はないか?」というのが彼女の相談内容である。
詳しくはサイト開設後、動画(相談者のプライバシーは保護)にてその様子をご覧いただければと思うが、さわりだけ書くと、催眠で暗示を入れておけば彼女の要求に応えるのは比較的簡単にできる。催淫CDを聴いてもらい、欲情したところで、「あなたは抱き合うだけで、今とまったく同じ感覚を体験することができます」と後催眠をかけておくのである。
ただ、彼女の年齢を考えれば、これから恋愛、そして結婚もあるだろうし、抱き合うだけでイク感覚を体験し満足してしまうよりは、本当のセックスをしてイクほうがいいだろうと僕は思い、後催眠とは違う方法で彼女と向き合うことにした……。
このほかにも、長年にわたって肉体関係だけが続いている女性の悩みや、レイプがトラウマになっている女性の悩みなど、いろいろなケースが寄せられている。彼女たちのプライバシーを保護するうえで、状況が多少わかりづらい面もあるかもしれないが、その切実さは伝わるはずである。
編集した動画をご本人にチェックしてもらい、了承が得られたものをサイトにアップする。恋愛もそうだが、性はそれにも増して人には聞けない悩みである。同時にそれは本来、人に見せるものでもない。
にもかかわらず、なぜサイトに載せるかといえば、今、それらで悩んでいる人たちがこれまで以上に多いと思うからだ。草食系化、非恋愛化、セックスレス化、未婚化、少子化、単身化……。このまま行ったら、いったい日本はどうなるのかと。とはいえ、僕が直接お目にかかって、話をうかがえる人数はたかが知れている。仮にそれで彼女たちが解決の糸口をつかんだとしても、実際に会う形をとる限り、その数は足し算でしか増えていかない。
だが、相談風景をサイトに載せれば、多くの女性たちの目にふれる可能性が広がる。まったく同じ悩みではなくても、そこには共通するヒントが見つかるかもしれないし、見つからなくとも、悩んでいるのが自分だけじゃないのだと感じてくれるだけで、閉ざされた袋小路に何らかの風穴があくかもしれない。そうなれば、僕のできることは微細でも、悩んだ女性が結果的に他の女性に勇気を与え、救うことにつながるのではないかと思うのだ。つまり、掛け算なのである。
「女性のための愛と性の相談室」では、今紹介した〈誰にも聞けない悩み相談〉以外にも、〈女性に読んでほしいコラム〉という「週刊代々木忠」他を加筆・再編集した読み物や、〈性と愛のヒントを探る〉と題した、僕の過去の作品からヒントになりそうな部分だけを再編集した動画をアップする予定である。
開設の日取りが正式に決まったらアテナのHPでご案内するつもりだが、当然ながら全コンテンツ無料なので、今これを読んでくれている方のみならず、悩んでいそうな女性がまわりにいれば、試しにのぞいてみることを勧めていただけると大変うれしい。
テーマ :
日記
ジャンル :
アダルト
2011-11-04(00:00) :
週刊代々木忠
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